令和 2年 6月 定例会(第3回) 令和2年第3回
川島町議会定例会議事日程(第2号) 令和2年6月17日(水曜日)午前9時30分
開議日程第14
議員派遣の件日程第15
議会運営委員会の閉会中の
継続調査の
件---------------------------------------出席議員(14名) 1番 加藤 進議員 2番
渋谷幸司議員 3番
矢内秀憲議員 4番
粕谷克己議員 5番
柴田一典議員 6番
稲村美代子議員 7番
小峯松治議員 8番
新井悦子議員 9番
森田敏男議員 10番
菊地敏昭議員 11番
石川征郎議員 12番 道祖土 証議員 13番
小高春雄議員 14番 爲水順二
議員欠席議員(なし
)---------------------------------------地方自治法第121条第1項の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長
飯島和夫 副町長 石島一久 教育長 中村正宏
政策推進課長 藤間 隆
総務課長 鈴木克久 税務課長 片岡信行
町民生活課長 横山雅則
健康福祉課長 内野修一
子育て支援課長 関 吉治
農政産業課長 青木 健
まち整備課長 石川和貴
上下水道課長 小澤寿男
教育総務課長 石川 勉 生涯学習課長 小久保 聡
会計管理者 島村明子---------------------------------------事務局職員出席者 議会事務局長 山崎勝義 書記 矢部裕之
△開議 午前9時30分
△開議の宣告
○爲水順二議長 皆さん、おはようございます。 ただいまの
出席議員数は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△
委員長報告
○爲水順二議長 委員会の
審査報告を求めます。 去る6月11日の本会議において付託いたしました各
常任委員会への付託議案について、各
常任委員長より審査の報告を求めます。 初めに、
総務経済建設常任委員長より報告を求めます。
小峯委員長 〔
小峯松治総務経済建設常任委員長 登壇〕
◆
小峯松治総務経済建設常任委員長 皆さん、おはようございます。 議長の命によりまして、令和2年第3回
川島町議会定例会において、
総務経済建設常任委員会に付託されました議案の審査について、その概要と審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第34号、議案第35号、議案第37号、請願第1号の4議案であります。 本委員会は、6月12日の午前9時30分から
委員会室1において、出席者は、委員7名、執行部より
飯島町長、
所管課長8名出席のもと、開会いたしました。
署名委員に
石川委員、爲水委員を指名し、
飯島町長の挨拶を受け、議事に入りました。 以下、議論のありました主なものについて申し上げます。 初めに、議案第34号 川島町税条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。
たばこ税の関係ですが、本会議での説明では、軽量な
葉巻たばこの
課税方式が重量制から本数制に変わることで、町にどのような影響があるのか、補正はするのか、また条例の中で使用者を
納税義務者とみなすということの影響は、今後において、
コロナ禍でかなり法人税の目減りがあると新聞紙上で書かれているが、国の対応も含めて、川島町にはどのように影響があるのかとの質疑に対し、
たばこ税の中の1グラム未満の
軽量紙巻たばこの
課税方式が見直されることによる川島町への影響についてですが、今年度当初予算に
たばこ税が約1億7,000万円計上されています。
日本たばこ産業等の団体から納税をいただいており、議会前に町への影響を問い合わせましたが、各
地方公共団体への影響はすぐには分からないとの回答でした。町への影響は今の時点では分かっておりません。なお、国が今回の令和2年度の税制改正に伴いまして増減収を見込んでいる中では
市町村税として9億円の増額を見込んでおります。 次に、条例の中で使用者を所有者とみなすという制度については、5月の
臨時議会の専決処分の中で承認いただきました。その関係で今回も条例改正しています。現在は、相続等があった場合に、
固定資産の
相続人代表者を届け出ていただくことをお願いしております。今後、社会情勢の変化でなかなか相続が決まらなかったり、相続放棄の問題が増加していくと思われます。そのため、使用している方に事前に通知を送付することによって所有者とみなすという制度になっております。これについての影響は現時点では現れていない状況です。 また、
コロナ禍の関係については、税では
国民健康保険税、それから
中小企業の
固定資産税が減免になります。また、最長1年間徴収を猶予できるという徴収の猶予につきましては、全ての税が対象となっております。 現時点では
中小企業の方の
固定資産税の減免についての申請は出ていない状況です。
国民健康保険税につきましては、今年の最初の納期が7月ということで、現時点では
減免申請等は出ておりません。なお、
徴収猶予につきましては、法人税の関係で1件申請があり、申請者はカインズモール内の事業所です。また、町外の事業所ですが、住民税の
特別徴収の
徴収猶予申請が1件出てきています。 税の減免の関係では、これからいろいろ出てくると思いますが、今回の
新型コロナウイルス感染症に
緊急経済対策の税制上の措置に係る減収額については、全額国のほうで財政措置を行っていただけるということになっておりますとの答弁がありました。 納税者に寄り添い、税の減免などの制度を町民に周知してもらいたいと思うがとの質疑に対し、税の減免では
国民健康保険税の減免が町民の方への影響が大きいと考えております。町の広報紙や
ホームページに掲載するのはもちろんですが、7月に
納税通知書が発行されます。その中に
新型コロナウイルス感染症の影響による
国民健康保険税の減免についてのパンフレットを同封したいと考えておりますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、
全員賛成をもって、議案第34号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第35号 川島町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、
全員賛成をもって、議案第35号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第37号 埼玉県
市町村総合事務組合の
規約変更についてを議題とし、審査に入りました。 特に質疑なく、採決の結果、
全員賛成をもって、議案第37号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、請願第1号
大里比企広域農道(町道1348号線)
路盤強化に関する請願書を議題とし、審査に入りました。
紹介議員の
森田議員に
補足説明を求めることとし、出席いただき、
補足説明及び委員からの質疑を受けました。 委員より、請願書にあるとおり、道路を造った当時と
交通事情に大きな変化がある。
道路構造は当時の規格、農道ということで整備したようです。現在の交通量を見た場合、生活に支障のあるような騒音や揺れの大きさが当初の想定と違うのではないか。最近、超大型のロング車が通行している。日常生活に支障を来すような騒音とか振動があるものと思います。深夜の苦情はあるのでしょうかとの質疑に対し、深夜の苦情のほうが多いと思います。夕方から夜中に大型が通ると音がする。また、水路が横断しているから段差があったり、軟弱な部分があったり、そういうことが多いとの答弁がありました。 ここで
森田議員には退席していただき、執行部に対して質疑が行われました。
交通需要があるから大型車が通行している。規制はかけられるのか。また修繕の状況はとの質疑に対し、
道路交通法上の規制だと警察が法に基づいてかけることになり、現状では規制はかけられません。現在、警察が
大型車規制をかける場合、物理的に通行不可能でないと規制をかけられない状況です。みどりの道は物理的に通行可能ですので規制は難しいと考えております。 また、みどりの道の
道路構造ですが、
表層舗装5センチ、
基層舗装7センチ、
上層路盤30センチ、
下層路盤20センチという基準になっております。通常の町道ですと舗装が1層のところ、この道は2層になっております。みどりの道は総延長約1.7キロメートルあり、平成24年度から令和元年度までに7区分に分け
舗装修繕を行っており、4,200万円強の費用を要しており、今年度も修繕を予定しております。 基本的には、
舗装部分の修繕のみで、
切削オーバーレイという方法で行っております。以前、舗装を取って
上層路盤の破石層にセメントを混ぜる安定処理を行ったときもあったようですが、最近はコストの問題もあり、舗装のみの修繕という形で実施しています。また、この道は
広域農道という位置づけで整備された道路です。通常の道路では、交通量を調査して、その交通量に見合った
道路組成を設計する形になるのですが、農道はほとんどが
農耕車両が通行する計画で
道路組成などが設計されています。残念ながら30から40年前の計画になりますので、資料等も散逸し、そのときの
計画交通量等が判然としないのですが、恐らく通行車両の半数以上は
農耕車両や農産物を運搬する車両という想定で整備されたものだと思われます。埼玉県が県道に格上げできないと言っているのは、この交通量の考え方から、通常の道路、県道などの規格に合っていないという話だと思います。つまり、残念ながら構造面では通常の道路の考え方、規格に基づいて整備されたものではないということになりますとの答弁がありました。 みどりの道は、町が管理する中で、時間とお金をかけて整備してきていることは、町としても町民の意見を聞いていると認識している。大型車の通行により地元の住民の騒音・振動などの問題はもっともだと思いますが、採択するかしないかを考えると、趣旨採択という方向でいいのではないかという意見がありました。
舗装修繕に国・県から予算がついておらず、町単独ということですが、今年度は予算がついているのか。ついているならどのように行うのか。軟弱地盤では
オーバーレイ等しても無理ではないかと思う。調査研究し、どのような道路形態がよいのか、どのような対策をしなければならないかなど、川島町だけでなく、
大里比企広域農道整備事業推進協議会の
関係市町でお互いに話し合いながら、対策を講ずるべきではないかと思うがとの質疑に対し、今年度は約400万円、
切削オーバーレイの
舗装修繕で当初予算をつけています。今回の請願もありますし、前より騒音・振動等の苦情等もありますので、地盤の調査等を検討させていただきたいと思っています。また、協議会において、一昨年から
関係市町で交通量の調査を行っていますので、その結果も参考にしながら
修繕方法を検討していきたいと思いますとの答弁がありました。 舗装の予算は取ってあるが、それを調査に振り向けたいということか、また舗装を繰り返してもなかなからちが明かないので、地盤等の調査をするということかとの質疑に対し、新たに予算を確保することは難しいので、今年度の予算の中で調査等もできればと思っています。調査結果で路盤が良くないとの結果が出た場合には、路盤から全部やり替えなければならないのかということですが、
路盤改良には莫大な費用がかかります。路盤まで全部修繕する費用をかけるのか、それとも
舗装修繕をまめにやっていくのか、費用対効果をよく検討した中で、一番最適な方法を選択させていただきたいと思いますとの答弁がありました。
大里比企広域農道整備事業推進協議会で一部修繕か全部改修かを考えていただきたい。議会としても答えを出せない状況だから、協議会、町、地区でいろいろ協議したらどうかと思うがとの質疑に対し、この道路は広域的な利用がされているので
交通規制は難しいと思います。これらの課題については、協議会で諮る方向もあるかと思いますとの答弁がありました。 この道路は広域的な利用に付されているものであって、かつ地域として見ると有用な道路ですが、騒音や振動等の課題にも直面している。道路を根本的に修繕するためには莫大な財源がかかる。請願を受けるにしても意見を付した上で採択するのであれば、単純に採択ということでなく、町の状況等も加味した採択となるのではないかと思いますがとの提案がありました。 ここで質疑を終結し、
大里比企広域農道(町道1348号線)について、
路盤改良には多額の財源を要するため、緊急性・費用対効果等を十分検討し、適切な方法で実施されたいとの意見を付しての採択にしてはどうかとの提案がありました。 採決の結果、
全員賛成をもって、請願第1号は意見を付して採択すべきものと決定いたしました。 なお、
路盤改良には多額の財源を要するため、緊急性・費用対効果等を十分検討し、適切な方法で実施されたいとの委員会の意見をつけて、採択すべきものと決定いたしました。 全ての議案の審査を終了し、
飯島町長の挨拶、粕谷副委員長の閉会の挨拶後、6月12日午前10時55分に閉会いたしました。 以上で、
総務経済建設常任委員会に付託されました議案の審査結果と、その概要の報告といたします。
総務経済建設常任委員長、
小峯松治。 ありがとうございました。
○爲水順二議長 ご苦労さまでした。 ただいまの
委員長報告について質疑を受けます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○爲水順二議長 質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、
文教厚生常任委員長より報告を求めます。
道祖土委員長 〔道祖土
証文教厚生常任委員長 登壇〕
◆
道祖土証文教厚生常任委員長 皆さん、おはようございます。 議長の命によりまして、令和2年第3回
川島町議会定例会において、
文教厚生常任委員会に付託されました議案の審査について、その概要と審査の結果をご報告申し上げます。 本委員会に付託されました議案は、議案第36号の1議案であります。 本委員会は、6月12日の午前9時30分から
委員会室2において、出席者は、委員7名、執行部より石島副町長、
中村教育長及び
所管課長5名出席のもと、開会いたしました。
署名委員に、
森田委員、
新井委員を指名し、石島副町長、
中村教育長の挨拶を受け、議事に入りました。 以下、議論のありました主なものについて申し上げます。 初めに、議案第36号 川島町
事務手数料徴収条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題とし、審査に入りました。
マイナンバーカードの成人と未成年の
有効期限の違いはとの質疑に対し、20歳以上の方の場合は10回目の誕生日まで、20歳未満の方は5回目の誕生日までが
マイナンバーカードの
有効期限となっていますとの答弁がありました。
通知カードを紛失してしまった場合や
通知カードを持たない方の
マイナンバーカードの取得方法はとの質疑に対し、新たに
交付申請書を取得の上、
必要事項等を記入し、入力の上カードを取得することができますとの答弁がありました。
マイナンバーの記載及び証明等を求められた場合、
マイナンバーが記載されている住民票を用いれば証明となるのかとの質疑に対し、
マイナンバーの記載された住民票を用いれば、
マイナンバーを証明する書類となりますとの答弁がありました。
通知カードを紛失した人には、カードの再発行ではなく、
マイナンバーカードの取得を勧めるのかとの質疑に対し、
通知カードの再発行はできなくなりますので、そうした際には
マイナンバーカードの発行をお勧めしますとの答弁がありました。 町民は、
マイナンバーカード発行に関して分かっていない人が多いので、
広報紙等での周知は今後あるのかとの質疑に対し、7月発行の広報紙に本件に関する記事の掲載を予定しており、町の
ホームページでも周知しますとの答弁がありました。 個人番号は住民票でも確認できますが、自分の
暗証番号を忘れてしまった場合はとの質疑に対し、
暗証番号は再設定が必要になりますので、
マイナンバーカードを取得された際に、必ず忘れないように控えをとるようにお願いしていますとの答弁がありました。
マイナンバーカードに付加価値をつけてでも
カード登録の推進を進める考えはとの質疑に対し、
マイナンバーカード制度は税、社会保障、災害対策の分野で利用するために設けられた国の制度であり、町としても柔軟に対応策を講じながら
マイナンバーカードの登録について考えてまいりますとの答弁がありました。 ここで質疑を終結し、採決の結果、
全員賛成をもって、議案第36号は原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 全ての議案の審査の終了後、
新型コロナウイルス感染症対策中の西中学校、
伊草小学校を視察しました。その後、石島副町長、
中村教育長、稲村副委員長に閉会の挨拶をいただき、午前11時10分に閉会いたしました。 以上、
文教厚生常任委員会に付託されました議案の審査結果と、その概要の報告といたします。
文教厚生常任委員長、道祖土証。 ありがとうございました。
○爲水順二議長 ご苦労さまでした。 ただいまの委員長の報告について質疑を受けます。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○爲水順二議長 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
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△議案第34号の討論、採決
○爲水順二議長 議案第34号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○爲水順二議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○爲水順二議長 討論を終結し、採決に入ります。
委員長報告は
原案可決であります。 よって、議案第34号は
総務経済建設常任委員長報告どおり原案可決にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○爲水順二議長 異議なしと認めます。 よって、議案第34号 川島町
税条例等の一部を改正する条例を定めることについては原案どおり可決することに決定いたしました。
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△議案第35号の討論、採決
○爲水順二議長 議案第35号について討論に入ります。 初めに、反対の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○爲水順二議長 次に、賛成の方の発言を許します。 〔発言する者なし〕